法人カードとして人気の高い「JCBビジネスプラス法人カード」について、経費処理を簡単にする方法を解説していきます。

皆さんこんにちは。今回は「JCBビジネスプラス法人カード」について取り上げていきたいと思います。

法人カードとして人気が高い「JCB」ですが、理由の一つに「経費処理」が簡単であるという点が挙げられます。

一昔前までは、「クレジットカードで経費なんて落とせない」といった時期もありましたが、現在では特に個人事業主の方を中心に「クレジットカードで決済する」といった行動が増えております。

法人及び個人事業主がクレジットカードを利用するメリットとして、現金での支払と比べてプラスアルファを享受できるといった点が挙げられます。

今回は「JCBビジネスプラス法人カード」について解説し、経費処理を簡単に行う方法を解説していきたいと思います。

JCBビジネスプラス法人カード

まずは「JCBビジネスプラス法人カード」について解説していきたいと思います。

カード名 JCBビジネスプラス法人カード
ブランド JCB
年会費 初年度無料(翌年度以降1,250円+税)
ETC ◯(年会費無料)

日本発の世界的クレジットカードブランドである「JCB」。「JCB」はクレジットカードブランドの中でも、自社が審査の上カードを発行する「プロパーカード」を発行することで有名です。

長く日本のクレジットカード業界を引っ張ってきたJCBは、日本の企業経営者からの評価が非常に高く、「法人カード」の契約企業が非常に多いことでも有名です。

広く一般的に愛好されているカードは「JCB法人カード」というカードですが、今回ご紹介する「JCBビジネスプラス法人カード」は、「ビジネス寄り」にカードが作られております。

JCBビジネスプラス法人カードってどんなカード?

「JCBビジネスプラス法人カード」は初年度の年会費無料のカードであり、導入コストが全くかからないカードです。

申し込み対象は「法人及び個人事業主」であり、法人における「経費利用」を目的のカードです。

法人カードは「法人」に属している従業員に対しても「追加カード」として発行することができます。従業員が社用車を利用し給油をする際や、出張や接待などの「経費」になる部分をクレジットカードで決済することができます。「誰がいつどこで何をいくら支払ったか」をカード明細にて確認できるため、従業員の立て替え不要や不正な経費利用を防ぐことができます。

また合わせてETCカードを「無制限」に発行することができ、年会費も無料で利用できます。社用車が多い法人であれば、台数に応じて発行することができますので、非常に便利に利用できます。

翌年度以降からは年間1,250円の年会費が掛かってしまいますが、「経費の一元化」を図れますので、とてもお得なカードとなっております。

また「不正利用」については「不正利用保険」というものがついており、届け出を出した日から「60日前」まで遡った期間における「不正利用分」を保障してくれるというものが付与されております。

その他JCBが独自で行っている「優待サービス」の利用が可能で、例えばJCBが提供する保養所やフィットネスクラブを「安価」で利用することができたり、航空券や鉄道券をネット上で予約ができたりと、法人における「福利厚生」が行き届かない部分をカバーしております。

特に法人カードを初めて持つ法人や個人事業主にとっては、非常にシンプルかつ使いやすいカードがこの「JCBビジネスプラス法人カード」であると言えましょう。

JCBビジネスプラス法人カードのポイントの貯まり方

実は「JCBビジネスプラス法人カード」はポイントが貯まらないカードです。法人カードを導入する上で「ポイント」を重視される法人が多いと思いますが、「JCBビジネスプラス法人カード」はより「実務派」なクレジットカードであると言えます。

「JCBビジネスプラス法人カード」では「キャッシュバック制度」が「ポイント制度」に変わって採用されております。

これは、毎月の利用金額に応じて「キャッシュバック」してもらえるというものです。キャッシュバックは「最大15,000円」まで受けることができるため、カード利用中の法人からも好評価のサービスです。

キャッシュバックの仕組みを以下にて解説します。

①法人カードによる利用の内、毎月16日から翌月15日までに利用があった「出張旅費・接待費・通信費・ガソリン代などの法人経費にかかる部分」に応じてキャッシュバック率を決定します。
月額利用代金 キャッシュバック率
5~20万円 0.50%
20~40万円 1.00%
40~60万円 1.50%
60~80万円 2.00%
80~100万円 2.50%
100万円以上 3.00%
5万円以上の利用より「キャッシュバック率」が設定されます。最大で「3%」まで率が設定されます。仮に「1月16日から2月15日」と期間を設定しましょう。

②翌月の利用代金の内、「出張旅費及び交通費」による利用金額を算出。最大50万円まで対象に含められます。仮に「2月16日から3月15日」と期間を設定しましょう。

③①と②にて算出された数字を掛け合わせた金額が「キャッシュバック金額」となります。①で仮に80万円を利用していたとします。キャッシュバック率は「2.5%」となります。②にて金額が「40万円」であったとすると、計算式は「2.5%×40万円」となります。計算された数字は「1万円」となり、4月に請求される利用代金から「1万円」が引かれます。

キャッシュバック金額は「最大15,000円」と設定されております。たかが15,000円と思われるかもしれませんが、通常に現金払いをしていれば、決してありえなかった支払いの割引が、クレジットカード払いでは「可能」なのです。

通常はポイントがたまるクレジットカードが多いですが、たまったポイントは意外にも使いにくいと言われております。それは法人であれば尚更です。

一方でキャッシュバックという形であれば、利用代金から自動的に引かれることになりますから、法人様にとってもメリットになりますよね。

法人カードとしてはお得なの?

「法人カード」という名前がついているため、法人による「経費分決済」が可能です。

近年法人カードを利用する法人が増えてきた理由に「ポイント」が挙げられます。これまで法人の経費は基本的に「現金」で行ってきました。経費となると結構な金額になることが想定されるのですが、仮に決済を「クレジットカード」で行った上で「ポイント」の付与を受けることができたらどうでしょうか。

月に500万円ほどの経費を使っている法人であれば、「現金払い」であればバック分が「ゼロ」であるのに比べて、「クレジットカード払い」であると仮にポイント還元率が1%とした場合、「5万円分」のポイント付与を受けることができるのです。

特に「JCBビジネスプラス法人カード」においては、「キャッシュバック」といった形で還元を受けることができますので、効果は一目瞭然ですよね。

その意味では特にJCBビジネスプラス法人カードがおすすめであることがお分かりですよね。

ただしポイントが欲しいと言われる方も多いので、その場合には「JCB法人カード」であればポイントがたまるようになっておりますので、それぞれのニーズに合わせてご利用ください。

JCBビジネスプラス法人カードのメリット

キャッシュバック機能という、他のカードと差別化を図っている「JCBビジネスプラス法人カード」におけるメリットについて、これまで挙げた内容やその他の分を含めてご紹介したいと思います。

① 月額の利用分から「最大15,000円」のキャッシュバックを受けることができる「キャッシュバック制度」
② ETCカードの発行が無料。発行枚数が無制限。
③ 出張時便利な「オンライン予約デスク」の充実さ
④ 法人向けの福利厚生サービスが充実
⑤ 不正利用に対する「不正利用保険」

といった点が挙げられます。特に国内出張の多い法人や社用車を多く抱えている法人であれば、最大限のキャッシュバック還元を受けることができます。

また複数枚のクレジットカードやETCカードを発行しても「それぞれ別明細」となるため、経費処理が非常に便利です。

おまけに、会計ソフトを提供する「ソリマチ」の会計ソフトを利用している場合、「JCB法人カード連携オプション」をつけていただくと、自動的にカード利用明細が帳簿に反映されます。

それぞれの法人様に合わせた利用ができるクレジットカードであると言えましょう。

限度額はどのくらい?

「JCBビジネスプラス法人カード」ですが、限度額はいくらなのでしょうか。調べてみますと「30万円から100万円」が相場です。

特にスタートアップしたての法人や個人事業主、零細企業が申し込む場合には最初は「30万円ほど」から限度額が始まることでしょう。

ただしJCBというカード会社は「利用額と実績重視」の会社なので、利用していく内に限度額の引き上げが大いに望めます。

またそれなりに信用が増すと「JCBビジネスプラス法人ゴールドカード」へのインビテーションが届くこともしばしばで、限度額が「最大250万円」まで見込めます。

個人が使うものに比べて、法人の場合は「利用しないといけない」といったものが多いため、限度額は高めに設定されることがしばしばあります。

いずれにせよカード実績を積み上げることが重要あると言えましょう。

JCBビジネスプラス法人カードは海外でも使用出来る?

「JCBビジネスプラス法人カード」は海外でも利用することができます。数年前までは「JCB」の利用ができない国があったものの、現在では日本人が訪れる国であれば大抵利用することができます。

海外での利用では「為替」が関わってきます。空港や銀行の「為替レート」によって両替の金額が大きく変わってしまうため、経理の方も非常に苦労したことでしょう。

しかしながら「クレジットカード」であれば、現地で決済した場合はカード会社が指定するレートで「円換算」してくれるため、経費処理が非常にやりやすくなります。

またカード会社の為替レートは比較的「低コスト」であると言われるため大いに使っていただけると思います。

ただし、「JCBビジネスプラス法人カード」には海外旅行保険が付与されていないため、万が一を考えて別途保険に加入する必要があります。

もし海外出張が多いような会社であれば「JCBビジネスプラス法人ゴールドカード」を選択することをおすすめします。

みなさんいかがだったでしょうか。

法人オーナーとしてできる限り「経費」をお得に使っていきたいとお考えの方は、ぜひ「JCBビジネスプラス法人カード」をご検討してみてはいかがでしょうか。